一条工務店_ロスガードの仕組みを理解して電気代の節約を

毎日毎日暑い日が続きますね~

我が家はもうエアコンがなければ過ごすことは不可能です(笑)

ということで現在エアコンは1階と2階の一部については24時間運転させております

エアコンについては24時間付けた方がやはり電気代はお得という結果が我が家ではでたのでそうしております

さて24時間エアコンをつけるのはいいのですが、この時に1つしっかりと理解していないと無駄な電気代を使っているという可能性があります

今回はそのことについて書きたいと思います

下記の方法は逆に冷気を外に出しているので損だというご指摘を頂きました。

熱効率は85%なので15%の損だというのはわかっておりましたが、給気される温度によっては我が家のように追加で冷やす空間が小さければお得になると私は考えたのですが、確かに不確かな情報ですので下記の記事は無視してください

ロスガードについて理解していますか?

その理解していないともしかしたら無駄な電気代を使用しているかもというのはロスガードについてです

ロスガード自体については下記のブログ記事に詳細に書いているのでそちらを参考にして下さい

上記の記事でも書いていますが、ロスガードは室内の空気と屋外の空気を熱交換させて、室内に入ってくる空気を今の時期なら温度を下げて取り込むというものです

室内の温度と屋外の温度を熱交換させるので、当然室内の温度が低ければ低いほど室内に入ってくる温度は低くなります

例えば、屋外の気温を35℃、夏の温度交換率は85%とすると室内に入ってくる空気の温度は

  • 室温20℃→22.25℃
  • 室温25℃→26.5℃
  • 室温30℃→30.75℃

とあくまでの計算値ですが、上記のようになります

 

重要なのはロスガードの給気・排気の位置関係

ここまでで、ロスガードの熱交換の仕組みについてはわかってもらえたと思いますが、今回の記事の本質はここからになります

ロスガードは室内と屋外の空気を熱交換させていますが、それでは室内でのロスガードへの給気と排気をどこで行っているかご存知でしょうか?

給気については基本的には全ての部屋にあるのであまり関係はないですが、重要なのは排気口です

恐らく排気に関しては2か所くらいから行っていると思います

我が家では2階の廊下に2か所ありますが、恐らく標準的な取り付け位置かと思っています

もしかしたら、細かく設定はできるのかもしれませんが、この排気口の位置が非常に重要になってきます

 

ロスガードへは何度の空気を送っていますか?

なぜ排気口の位置が重要になってくるのかということなのですが、それは我が家のように2階の廊下にあったときなんですが、その廊下の温度は何度になっていますか?

もしエアコンをつけていないとなれば廊下の温度は今の時期では30℃を超えているのではないでしょうか?

もうしそうなら、上記で計算したように屋外が35℃であるのなら例えば32℃だとすれば、ロスガードを通じて各部屋に32.5℃程度の空気が送られることになります

ロスガードがなければ本来は35℃の空気が来るところが32.5℃になっているので温度が下がったと思えるかもしれませんが、これが例えば廊下もエアコンをつけて27℃くらいにしていたらどうでしょうか?

そうした場合には28.2℃の空気が送られます。

この差を理解していないと無駄な電気代を使っていることになるかもということに繋がります

つまり、1Fで常時エアコンを27℃設定で付けていたとしてもロスガードを通じて常に空気が送られてくるわけですが、その空気が32.5℃なのか28.2℃なのかということです

どちらが電気代が浮くかはすぐにわかりますよね

ただし、これに関してはロスガードの排気口の場所を追加でエアコンで冷やさないといけないということにもなるので、どちらがお得かは間取りで大きく変わってくると思います

 

我が家の状況

我が家はエアコンは現在は1Fの全てと2Fの一部を付けております

2階の間取り的には

こんな感じになっていまして、以前は図の青色に示している寝室のみエアコンをつけておりました

しかし、これだと赤丸で書いてあるロスガードの排気口の場所を冷やすことができていなかったので、現在は寝室の扉を開けっ放しにして

このように階段と寝室の部分も24時間エアコンをつけるようにしました。

 

結局のところ電気代がお得かどうかは人それぞれ

さてここまで色々書いてきましたが、正直結論から言うと電気がお得かどうかは人それぞれだと思います

我が家の場合はロスガードの排気口の個所を冷やすのに比較的少ない面積の追加で行けますので、現在はそうしています。

しかし、これが1Fのみエアコンをつけている人がロスガードのためにわざわざ2Fのエアコンまで付けると明らかにそちらの方が電気代は高くなると思います

今回言いたかったのは、ロスガードの仕組みを理解した上でどうするのが一番いいか考えていますか?ってことだけですのでご自身の環境に合わせて調整するのが一番だと思います

しかし、今となればこのロスガードの仕組みと高気密・高断熱仕様の家を考えると我が家では2階の廊下にかなり容量のでかいエアコンを一台付ければ、その1台で家全部をまかなえたんではないかと考えております

まあ今となればどうしようもないですが(笑)

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3 件のコメント

  • こんにちは。
    給気口(SA)と排気口(RA)が逆ではないでしょうか?
    それに、RAに涼しい空気を吸わせるのは逆に省エネではないです。外に涼しい空気を捨てる割合が増えますから。
    エアコンは小さいものを1台で全館冷房が大丈夫と書いている方もいますよ。
    ウォルターさん、個人的には好きですが書いてることが全部反対ですよ~
    このコメント消して頂いて結構です。

    • >通りすがりさん

      ご指摘ありがとうございました。
      普通に間違っておりました(-_-;)記事を修正したしました

      ロスガードに涼しい空気を送るのは微妙なんですかね?
      確かに外に捨てるわけで熱交換率は85%なので15%の損失と考えるんですが、我が家のように追加で冷やす空間が少なければ一概に損ではないかと考えているのですがどうなのでしょうか?
      その辺も含めて考える必要がありそうですね
      とりあえず曖昧な情報なので追記しておきます

      これからもよろしくお願いします

      • RAに涼しい空気を送れば、温度は15%・除湿した空気も20%?捨てることになります。
        RAには暑い空気を送って、部屋はエアコンの涼しい空気をダイレクトに入れたほうが省エネでしょう。
        今回の記事はむしろロスガードの仕組みを間違って理解していると大々的に書いてしまってます。