一条工務店のi-smartに住んでおりますが、打ち合わせ段階の宿泊体験から少し気になっていたことがあります。
それは冬場の結露に関してです。宿泊体験した時にハニカムシェードが微妙に下まで下がっていなかったので、営業さんに聞くと結露対策でそうしていると聞き始めて結露問題を認識しました。
様々な方がブログで結露に関して書いておられますが、個人的にはそんなに重要視していなかったですし住まいも比較的温暖な地域ですのであまり関係ないと思っていましたが、やはり気にはしておりました。
でいざその時期になったわけですが、我が家も漏れなく結露しているという結果に・・・ということで今回は結露について書きたいと思います
結露とは
まず最初に結露とはなんたるかを簡単に書きたいと思います。今更他の方も書いているし理解しているから不要という方や理屈なんて関係ないと思う人はここは読み飛ばして下さい。
本当に簡単に書くと結露とは大気中の水蒸気が気体でいられなくなり液体に変わることをいいます。小学校の理科で習ってると思いますが冷たい飲み物をコップに入れた時に周りにつく水滴がまさしく結露となります。
それではもう少し具体的に書くとどういうことになるかと言いますと、
- 温度により空気中で水分が水蒸気でいられる量は決まっており(飽和水蒸気量)、温度が高い方が水蒸気量は多くなる
- 1の状態から温度が下がってくると水蒸気でいられる量が減ってくるので、飽和水蒸気量以上の水分は液体に変わる
- この液体に変わったものが結露と呼ばれる
となります。
さきほどのコップの周りに水滴がつくというのは、空気中の温度よりも冷たい飲み物が入っているコップの温度が低いので、コップの周りの水蒸気が液体に変わって水滴となっているということになります
一条工務店は結露しにくい仕様
さて一条工務店に話を向けると、一般的な住宅よりも結露はしにくい仕様となっています。というのもさきほど書いた通り、結露は温度差によってなるものであり、一条工務店の高気密・高断熱仕様の家でかつ床暖房を常時ONしているのなら夜間と日中での室内の温度差がほとんどないので、結露はしにくくなっています。
たまに一条工務店は結露がしやすい仕様だと勘違いしている人もいますが、一般的なレベルでいうと逆に結露はしにくい仕様となっています
それではなぜこのように勘違いする人がいてるかと言いますと、それは今回の私のようにブログに結露に関する記事を上げる人が多いからだと思います。この後に書きますが、一条工務店ではハニカムシェードを使うと結露が起こるのですがその情報が=一条工務店の仕様は結露しやすいと思う人がいてるのではないかと思います
ハニカムシェードを使う場合は要注意
先ほど一条工務店の仕様は結露しにくいと書きましたが、ハニカムシェードを使用した場合は別です。
ハニカムシェードを下ろすと、窓との間に隙間ができます。この隙間の空気が外気が低い時には窓に熱を奪われてしまい、結果として結露が発生してしまいます。
一条工務店の窓はかなり断熱性能のいい窓ですが、それではやはり限界がありどうしても窓とサッシ自体の温度は外気温度により下がってしましますので結露が発生する条件が成立してしまいます。
対策方法は?
このハニカムシェードでの結露に対する対策方法ですが、現状は下げ切らず少し隙間を開けておくということになります。
これは他のブロガーさんでも言われている方法ですし、実際に一条工務店の監督さんからも引き渡し時の説明で言われたことでもあります。もう少し抜本対策があればとも思いますが現状ではこれしかないのが現実です。
しかし、この時にいくら開けておくかということが重要で難しいところでもあります。下記が最近の我が家の状況ですが、この時もハニカムシェードは5㎝ほどあけています。
それでもまだ結露している状況であり、まだ開けている隙間が少ないということになります。最近は10㎝ほど開けていますが正直どこまで開けておくのが正解かは実際にやってみないとわからないということがあります
最後に
今回は結露について書きました。究極対策としてはハニカムシェードを使用しないというのがありますが、我が家はこれをカーテン代わりにしている部屋もあり、特に雨戸が標準仕様ではない一条工務店では夜間はハニカムシェードを閉めている人がほとんどだと思います。
なので現状は下面を開けておくことしかできませんが、これらはやりながら調整するしかないかと思います。
それでも一般的な家よりは結露はしにくい仕様だということは最後に言っておきます(^^♪