今日も暑いですね~
今週から梅雨に入ったとのことですが、それ以来一日たりとも雨は降っておりません。本当に梅雨入りしたのかという感じですね~
さてこんなにも暑いとエアコンも付けたくなりますが、我が家はまだまだ付けておらず、窓を開けているだけで十分です
今日はそれに関連して間取りを検討する時に理解しておいた方がいいということを書きたいと思います
目次
一条工務店は窓を開けることを前提としていない家
これについては以前にブログの方で既に書いてます
一条工務店は高気密・高断熱が売りの仕様であり、基本的には窓を開けることを前提としないということがあります。
我が家でも打ち合わせ中に設計士さんにそれを言われて、間取りを決める際に北側には窓はいらないと言われました。
しかし、私としてはやはり今の時期などは窓を開けて風を通したいというのがありましたので、かなりの窓を付けております
これについては人ぞれぞれなので、せっかくの高気密・高断熱仕様の家なのだからエアコンをつける!って思う人もいてるでしょうが、全く窓を開けて風を通さないという風に思う人は少ないと思うので、間取り作成の時には風通しを考える必要があると思います
私も間取りを検討する上で何冊か本を購入して勉強はしました。その内の一冊がこちらです
安らぐ家は「間取り」で決まる |
私も打ち合わせ段階の時にどなたかのブログ(すいません。忘れました・・・)でこの方を紹介されていたので購入しましたが、かなり参考になる本でした。
空気の流れを理解しよう
設計において空気の流れを理解するのは重要
さてここからが今回の本題になります
間取を決めていく中で風通しの良い家にしたいと思っていても、ただ単に窓をたくさんつければいいというものではありません。
重要になってくるのがいかに空気の流れを作るかということです。
なので間取りを作成する上で空気の流れを理解するのは非常に重要になってきます
まずは風の特性を理解する
今の時期は室内に風が入ってくると気持ちがいいものです。
しかし、その風ですが季節によっては吹き方が変わってきます。
この時期などは基本的には南風が主ですが、冬場などでは北風という言葉があるように風の向きが変わります
また注意が必要なのは地域や周りの環境で風向きは異なるということです。
山間の地域では山風と呼ばれる風がありますし、海辺の地位では潮風と呼ばれるものが存在します
これらを念頭に自身が建てようとしている土地の特性をまずは理解するのが重要になってきます
空気の特性も理解する
また風の特性とともに重要になってくるのが空気の特性です
これは暖かい空気は上昇し、冷たい空気は下降するといったことです。
ですので、夏場では2階の寝室にいくと暑いといったようなことが起こります
この特性についても理解しておくと、間取り作成の時に役に立ちます
一条工務店で建てられている方の中にはこの特性と高気密・高断熱仕様を利用して、吹き抜け構造を利用してエアコンを2階の吹き抜け部分にのみ取り付けてして家全体の冷却をそのエアコン1台のみとしておられる方もいてます
理想的な風通しの良い間取りは
理想は1階から風が入り、2階から抜けていく家
さきほど書いたように暖かい空気は上部(2階)にたまります。
ですのでそれを考慮すると1階から風を通して、2階から抜けるような風の通りを作ってやると非常によい空気の流れが出来ます
吹き抜けのある家でしたら、そのような流れを作るのは比較的簡単ですが、我が家のように吹き抜けがない家では工夫は必要です
我が家はリビングの北側に階段を設けているので、1階のリビング南側から入った風が、階段横に取り付けてある窓から抜けるように窓の位置を決めました
こうすることで1階リビングの風の通りは非常によいものになっております
1室に窓は2つあると理想的
それぞれの部屋にですが、窓を2つもたすことが出来れば空気の流れとしては非常にいいものとなります
簡単に図にするとこのようになるのですが(上側が南側です)、我が家は基本的にはこのような窓の配置を全ての部屋にできるように間取りを決めました。
これに関しては我が家では土地の形状が東西に長い長方形の形なので、比較的配置がしやすいというのが大きかったと思います
窓が多ければいいというものではない
ここまで書いてきましたが、重要なのは効率のいい窓の配置を行うということです
なんでもかんでも窓を増やせばいいというものではありません。
一条工務店の高気密・高断熱仕様の家でも窓の面積を増やせば、いくらトリプルガラスを使用していても断熱仕様は劣るので、できるだけ窓の面積は少ない方がいいです
まだ防犯面やプライバシーを考えても窓の面積は少ない方が良いです
ようは、以下に空気の流れを理解して、効率よく窓を配置するかということが重要だと思います