一条工務店に限らず、家を建てるというのは楽しいものですよね。それが注文住宅なら楽しみが倍増するかと思います。
一条工務店は注文住宅ですが色々独自ルールもあり思い通りにできないこともありますが、それでも自分たちが思い描く家の形に近い形で建築することが可能となります。
しかし、その注文住宅ですが打ち合わせをしている最中はついつい夢を見がちになり、実際に生活することを想像できていないことが起こり得ります。今回は我が家の事例を紹介したいと思います
展示場はあくまで展示
家を建てると決めた際にまず訪れるのが住宅展示場かと思います。そこには様々なハウスメーカーの家があり各社の特徴が出ているものですが、どれを見てもわくわくしてくると思います。
あーこんなキッチンがいいな～、こんなに広いリビングはいいな～・・・・
頭の中では色々な想像が膨らんでくると思いますが、ここで注意しないといけないのが展示場はあくまでも展示だということです。
元々は展示場は避難経路の確保などの関係もありかなり大きめに作らないといけないという決まりもあり、実際の家のサイズよりはかなり大きくなっています。また見た目をよくするためにかなりのオプションも使用していることもよくありますし、いざそれと同じ仕様にしようとしたら打ち合わせ段階で法律的に無理だとか、仕様的に無理ということも珍しくありません。
なので展示場はあくまで展示ということを頭に入れておかないと後々後悔することも出てくるので注意が必要です。ですので皆さんがよくオススメしている入居宅訪問が重要となります。そこでは実際に住んでいる方の家を見ることが出来るので非常に身近なものとして捉えることが出来ます
ですので、まずは入居宅訪問をいっぱいすることをオススメします
打ち合わせ段階で考えた想定は実際に生活すると・・・
さて本題ですが、打ち合わせ段階では色々できるということもあり様々なことをしたくなるものです。私もそうでした。
リビングは照明に拘ってオシャレにしたい！など色々思っており、それに合わせてオプションも追加で付けたりしてそれなりの金額になっています。だって一生で一度であろう家の購入ですからできることは何でもしたいではないですか！
と打ち合わせ段階では私もそう思っていました。なので例えばリビングの照明は全てダウンライトにして一部はライトの色を変えれるようにしたりもしました。これはテレビを見るときや本を見るときなどの用途に合わせて最適な照明ができるようにしようと考えていたからです。
でもいざ住んでみるとこれがもう全く使わないんですよね～(笑)
実際に生活するといちいち照明の色を変えるなんて面倒で全くしません。嫁に至ってはこのボタンは何？って状態です（ボタンとは色の明るさを調整できるつまみです）
私たち夫婦がそういう性格だからということをもちろん関係していますし、拘る人は都度調整している人もいてるのでそれ自体がダメだとは思いません。
問題なのは実際に生活すると恐らく使わないと思われることも打ち合わせ段階では夢を見て採用してしまうということです。我が家でいえばこれに加えてその他諸々のオプションを除けば余裕で坪数を増やせるだけの金額になっています。
打ち合わせ時に最終的に金額面から泣く泣く坪数を減少させたのが思い出されます。できることならその時の自分にこのオプションは使わないぞ！って言ってやりたいぐらいです(笑)
最後に
今回は打ち合わせ段階では夢を見がちということを書きましたが、これは人それぞれで変わってくるものだと思います。
ですが大切なのは本当に実生活で必要かどうかを十分に検討することだと思います。大した金額でなければいいですが積み重なるとそれなりの金額になるので本当に後々後悔することになりますよ～
