住宅ローンのお話。ローン控除と繰り上げ返済はどちらがお得?_前編

住宅を建てる上で切っても切れないもが住宅ローンです。我が家も4500万の住宅ローンを組んでおり毎月せっせと支払っておりますが、あのローン残高を見ると悲しくなりますよね~。いかんせん元金がまったく減っていませんから(笑)

そんな住宅ローンですが、11月に入り会社の方で年末調整をしていく中で今年はローン控除のために確定申告しないといけないということを思っている内に、色々考えることが出てきましたので今回はローンについて書きたいと思います

ローン控除

住宅ローンを組んでいるものにとってはありがたい制度ですよね~。これは一応書いておくと10年間に限って住宅ローンの残高の1%の減税措置を受けられるものです。

2014年の4月以降に借りた人でいえば、限度額は4000万円となっています。ちなみにそれ以前は2000万円でした。また長期優良住宅の場合は限度額は5000万円となります。

なので毎年40万円を限度にして税金が還ってきます。しかし、注意が必要なのは必ずしも限度額の40万円が毎年返ってくるというわけではなく、減税ですので当然1年間で40万円の税金を支払っておかねばならず、1年間で35万しか税金を支払っていない場合は当然限度額は35万円になります。



控除の中身をよく理解しよう

さらにもう一つ注意が必要なのはその内訳です。減額される税金は住民税で13万6500円が限度と決められており、あとは所得税となります。つまり所得税を1年間で26万円(長期優良なら36万円)支払っている人でなければ限度額まで返ってくることはありません。

私の場合ですが毎年所得税は20万を少し超えるくらいしか払っていませんので、控除額の上限は36万円ほどになってしまします。

私が家を建てる際に一条工務店の営業さんや銀行の融資担当の人から言われていたことですが、現在は金利が非常に低いこともありかつローン控除の限度額も引き上げられているので、住宅ローンについて借りられるだけ借りた方がお得と言われていました。

しかし、その時にローン控除の中身を見るとこのように私では限度額まで控除されることがないことがわかり、少し不信感を抱いたことがあります。銀行としてもできるだけ借りてほしいというのがあり、そのようなことを言っているかもしれませんが・・・

また余談ですがそのことを少し言った時に、担当者から今は所得税の支払いが少ないかもしれませんが、年々給料が上がり支払う所得税も増えますからと言われました。でも少し考えただけでそれに伴いローン残高も減少するだろうって思いました。あまりに適当なことをいうのでますます不信感が生まれたのを思い出します。

まあ結局は金利が低いことと、あまり手元資金を減らしたくないということを考えて限度額まで借りたんですけどね(笑)

 

繰り上げ返済は必ずするものだが・・・

さてようやく本題に入っていきますが、住宅ローンを考える上で重要なのが繰り上げ返済だと思います。恐らくほとんどの人が繰り上げ返済を行っていくと思いますが、皆さんは繰り上げ返済用の貯金ができていますか?我が家はまだイマイチですけどね(笑)

私も繰り上げ返済をしないと支払いが終わるころには定年を迎えていますので、今から頑張ってできれば50歳前半で支払いを終えたいと思っていますがどうなることやら・・・

でこの繰り上げ返済ですが、皆さんはどのタイミングでしようと思っていますか?私が考えるに基本はお金がたまっているという前提ですがパターンは2つだと思います

  1. お金が用意出来次第順次行っていく
  2. ローン控除が終わる10年間は行わず、10年後に一気に行う

基本は1だと思うのですが、意外と2の方もいてるのではないでしょうか?というのも私もそうだったのですが、銀行やハウスメーカーの営業さんからも2がお得ですよ~と勧められるからです。

この1と2の方法なのですが、果たしてどちらがお得なのでしょうか。ということで今回の記事の核心部分にようやく入りましたが、これらを実際に計算して比較したいと思いますが、長くなったので続きは次回にしたいと思います。(前座が長くてすいません)

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