一条工務店で家造りを考えてる人に向けて、一条工務店での評判や私が一条工務店に決めた理由、一条工務店の長所に関して前回までに記事を書きました。
今回は一条工務店の短所について書きたいと思います。
最初に書いておきますが、長所に関してもそうですが、長所・短所というのはあくまでも私目線から見てのものです。これらは個人によってとらえ方は変わるものなので、人によっては長所でも別の人から見ると短所になるというのがおおいにあると思いますので、この記事を参考に自身で納得いくまで詳細に検討することをオススメします
デザイン力に欠ける
これは非常に多くの方がデメリットとして挙げられている点です。我が家においても最後の最後までこの点が非常にネックになっていました。嫁から見るとどうも一条工務店の内装や外装がしっくりこないということらしいです。我が家の場合は最終的には住んでいくなら性能を重視するということに嫁も賛成してくれましたが・・・
ちなみにですが、私は一条工務店の外装についてはそれほど悪いとは思っていませんが、やはり一般的にはイマイチなようです。
他社のハウスメーカーの営業さんから言われた言葉として、一条工務店は一目見ただけで一条工務店の家だとわかるということで、そんな家には長年住むのはどうですかね~って余計な心配をされました(笑)これに関しては一条工務店では屋根一面に太陽光パネルを採用し、外装にはハイドロテクトタイルを採用する人がほとんどであるのでどうしても同じような感じになってしまうということなのでしょうか?
タイルに関しても全面に貼らないとかもできますが、一条工務店で建てる人は性能面が気に入る人が多いのでどうしても性能・機能面を優先する場合がほとんどだと思います。
個人的にはさきほど書いたように外装は嫌いな感じではないので何も不満はないですが、そもそも私も性能・機能面が気に入り契約したので問題だとは考えていませんが、これは個人のとらえ方なのでやはり家はオシャレな感じにしたい!って人には一条工務店は向かないかと思います。
住設がほとんど一条工務店の独自仕様
さきほどのデザイン力に欠けているということにも繋がりますが、一条工務店では住設等がほとんど標準装備になっており一条工務店独自のものから選ぶというシステムになっています。こうすることで費用を抑えることにもなっているので、キッチンはここのメーカーで!トイレはこの製品!とか思っている人は思い通りにはいかないことが多いと思います
ただし、それらが全て採用できないと言うわけではなくて他社の製品を採用することはできます。その場合は一条工務店の本来の製品との差額を請求されることになるのですが、その金額が他のハウスメーカーで採用するよりも高額になりますので実情で言うと多くの方が採用しないという結果になっています。あと中には他社製品に変えることができない住設もあるので、当初から希望する住設がある人は事前に確認する必要があります
ちなみに一条工務店の営業さんが言っていたのは、他社から一条工務店の住設や設備はダサいとよく言われているのが悔しくて最近は選択できる幅を増やしているそうです。まあ私の意見ですがもうちょっと頑張って!ですかね(笑)
値引きが一切ない
これは長所でも書きましたが、一条工務店では値引きが一切ないです。例外として特定会社の提携割りだけはあります。ちなみに現在の最高割引は本体価格の2%だそうで、我が家はこれに該当しています。あくまでも本体価格なのでオプション等には該当しませんのでご注意を
家を相見積もりして値引きをしていくものと考えている人から見ると驚くかもしれません。私はその方がわかりやすいのでいいと思いますが人によっては大きなデメリットかと思います
建築する上で制約が多い
これはよく耳にする一条ルールというやつです。他のハウスメーカーで打ち合わせをしたことがないので他社に比べてどのくらいルールが厳しいのかはわかりませんが、打ち合わせをしていく中で必ず一回はルールに突き当たります。
中には稟議書を出してもらって特別にOKをもらえる場合もありますが、多くの場合は構造的にや工場の仕様的になどの理由で断られる場合がほとんどです。
多くのブログで皆さんこのルールの壁に突き当たって困り果てますが、私は構造的に問題と言われるとまあ耐震のこともあるしと思い諦めはつきましたが、その他の理由で断られた場合は納得できずかなり要求はしました!まあほとんどはあえなく撃沈しましたが(笑)
他のハウスメーカーでもその会社独自のルールは存在すると思いますが、一条工務店の場合は特にQ値・C値にこだわりを持っているのでそれを落とすような仕様への変更は対応していないので余計にルールが厳しいのではないかと思います。
網戸がオプション
これは初めて聞いた時はびっくりしましたが、全ての窓の網戸が一条工務店ではオプションとなっています。
これは一条工務店の家は高断熱。高気密の家というコンセプトのもとに作られているので、基本窓は開けないと言う思想のもとに成り立っているみたいです。なので窓を開けないから網戸は不要ということになり、付ける際はオプションとなります。
でもやはり家には風を通したいですよね!ということでほぼ全ての人が採用するオプションの一つになっており、家の大きさにもよりますが、だいたい20万を超える高額オプションの一つになっています・・・
これについては営業さんも設計士さんもこれは標準にするべきだと現場からも要望しているのですが・・・とただただ言いにくそうに言っていました。
人によっては過剰性能
他のハウスメーカーから私が一番言われたことの一つに、そもそも全館床暖房なんていります?でした。床暖房なんて一部の場所にあれば十分でそれを全館するなんて電気代がもったいないだけだと・・・
確かに人によってはそうなのかもしれません。私は全館床暖房に非常に惹かれた人間なのでなるに越したことはないと思っていましたが・・・
一条工務店は基本コンセプトが家は性能!という考えなので性能面を重視していますが、逆にそこまで断熱性や気密性にこだわりがない人にとっては逆に過剰性能になっていることも考えられます
そこまで断熱性はいらないからもっとデザイン面を優先してくれって思う人も多いかもしれませんが、そういう人にとっては一条工務店の家を非常に不向きだと思いますので他のハウスメーカーで建てられることをオススメします